2013-10-08 小説を書く意味 綿矢 書いているうちに、自分の考えている事以外のことも小説に入ってきたりするから、実は考えていること以上に言語化できるようなところがあって、実際に話したり他のやり方では表現できないことも、文章ならできるという人は小説家に多いように思います。(綿矢りさ+佐藤優「悪はどこから来るのか」『新潮』10月号) 小説は、作者を超える。