戦争の傷跡

 命を助ける役目にある医師が、捕虜にされた後、拷問された同胞の安楽死に加担する。身柄を解放されても罪の意識が消えることはない。家族と過ごしていても、苦悩は深まるばかりだ。

 非道な戦争の犠牲者といっても、傷跡は多様であり、『リフレクション』(ウクライナ、バレンチヌ・バシャノビチ)の外科医も、その一人である。

         

 

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