考証する人

 どうしてこうも俺たちと評価が違うんだろうと。乱暴に言うと、「スパイの妻」で違っちゃうのは、時代劇に電信柱が映っていても気にならない人と、それは違うだろうという人との、その差だと思うんだよね。気にならない人が多くなったんじゃないの(荒井晴彦談―森達也ほか『映画評論家への逆襲』小学館新書)

 

  さまざまな媒体で動画的なものは無尽蔵に作られる一方、まともに考証できる者、考証にこだわる者は、減少している。この分野は、AIに任せれば足りるというわけではない。

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