おごりを許すもの

  安倍政権であれ、現政権であれ、盤石どころか、突っ込みどころは多いが、それでもとらえられないのは、報道機関の弱体化に追うところが多い。望月衣塑子・五百旗頭幸男の共著『自壊するメディア』(講談社+α新書)は、ジャーナリストとしての意識を堅持する両者が、ぬるま湯と化した現場について明かしている。番人が役割を放棄したとき、何をしても許されるというおごりが蔓延するのは、自然な流れであろう。

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