日記のように

 唐時代の二人の風狂僧に想を得た『横尾忠則 寒山百得』(東京国立博物館表慶館)は、日夜書き連ねた画が、日記のように、日付順に建物の隅々まで飾られている。西洋画や現代事象のパロディーのようなものも含め、緩やかな線で気ままに描かれた筆致からは、歳を経て、より自由になった画家の喜びや解放感が、伝わってくる。

                 



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