作品の成立

 作品はわれわれを信頼して、その身をわれわれに委ねている。だからこそ、われわれもまた、その信頼にこたえなければならない。作品に対して忠実でいようと最善を尽くさなければならない。(小野正嗣『ヒューマニティーズ 文学』岩波書店

 文学において作品が成り立つかどうかは、書き手だけの責任ではない。
 書き手と読み手の共同作業なのである。
 

 

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