身近なファンタジー


 前田司郎・脚本の『徒歩7分』(BSプレミアム)では、親の金で暮らす無職の30代女性が、アパートで独り暮らし。ほとんど部屋の中で過ごすだけだが、隣人やらストーカーやら元彼やら、人とのつながりは途切れず、それなりに喜怒哀楽がある。
 遠出せず、身の回りの小さな世界だけで生きていても、相応のキャストと出会えて、ドラマがある。
 この世のファンタジーだ。

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