ジェンダー問題の結末

 津田環『セクシー田中さんとジェンダー問題』(『世界』9月号)で指摘されるのは、テレビ局と出版社のテーマに対する誤解と、コミュニケーションの不足だ。ドラマ化によって、一番重視したことの根幹を変形されたにもかかわらず、作者が責任を求めたのは、メディアではなく、自分自身だった。痛ましい結末は、テーマにつながる。

                       

 

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