誰が殺したのか

 第2次大戦下、解放者として、ウクライナの住民が歓迎したナチス・ドイツ軍は、大勢のユダヤ人を渓谷に集めた。爆発事故の首謀者として、虐殺するためだった。軍の撤退後、ソ連は、裁判後に関係者を群衆の前で絞首刑にする。『バビ・ヤール』(オランダ・ウクライナ、セルゲイ・ロズニツァ)は、当時の記録映像を再編集したものだ。ナチスに口実を与えた爆発は、ソ連の秘密機警察が仕掛けたものだった。

         

 

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