殺人犯の実態

『死刑にいたる病』(日本、白石和彌)で阿部サダヲが演じる死刑囚は、少年少女に優しいパン屋で、仕事ぶりも、きわめて几帳面だ。それだけに捕まえた少年少女を監禁し、殺害するまでの冷酷さが際立つ。殺人犯は、ニュースで報道されるようなわかりやすい人間ばかりではないのである。

     

 

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