2012-06-01 強制退去後の町 福島県南相馬市原町区。 津波と放射能汚染で、住民は強制退去に追い込まれた。 予測しえなかった暮らしの急変。 原発で働き、豪邸暮らしの老人も、退去を余儀なくされた。 一瞬にして、命も景観も奪われ、廃墟となった町。住民が戻るのは、特別バスで荷物を取りに行くときだけだ。 『相馬看花 第一部 奪われた土地の記憶』(日本、松林要樹)は、人々と土地の関わりをカメラで追い続ける。