強制退去後の町


 福島県南相馬市原町区。
 津波放射能汚染で、住民は強制退去に追い込まれた。
 予測しえなかった暮らしの急変。
 原発で働き、豪邸暮らしの老人も、退去を余儀なくされた。
 一瞬にして、命も景観も奪われ、廃墟となった町。住民が戻るのは、特別バスで荷物を取りに行くときだけだ。
『相馬看花 第一部 奪われた土地の記憶』(日本、松林要樹)は、人々と土地の関わりをカメラで追い続ける。

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