2012-06-05 被写体の広がり 写真と映像で構成された『川内倫子展 照度 あめつち 影を見る』(東京都写真美術館)。 被写体は、私的な日常ではない。 山の野焼き・祈る人々・夜空の光……。 地上の出来事へと対象を広げながら、物語を喚起させる柔らかさは失われていない。