2009-01-01 生還後 地下鉄の構内に閉じ込められた人々が、元レスキュー隊員の指揮のもと、苦境を乗り切り、レスキュー隊に救助される。 『252 生存者あり』(日本、水田伸生)の彼らのように、決死の体験をすれば、現実を生きていく力が身に付くだろうか。 生存者は、重い事情をかかえている。元レスキュー隊員は畑違いの仕事に転じたが、うだつが上がらない。経営者は事業がうまくいかずに借金苦。医者の研修生は町医者の父がうつ病だ。 本当の試練は、生還してからのことだろう。