2007-11-24 失うもの 『アフター・ウエディング』(デンマーク、スサンネ=ビア)の実業家は、家族の信頼を取り戻すが、病で命を落とす。救援活動家は、寄付金を得るものの、最愛の女性との復縁を果たせない。 なにかを得るためには、なにかを失うことになる。そして、失うものこそが限りなく尊いというのが、この世の不条理である。