さすがのマッチョ

  老いた元ロデオスターが、恩人に頼まれて、メキシコの少年をテキサスまで連れ戻す役を担う。『クライ・マッチョ』(米国、クリント・イーストウッド)は、筋立てや配役はオーソドックスに見えながら、人間関係や価値観など、随所に現代性があり、老人や少年の変化を含め、映画ならではの凝縮された感動がある。小品とか、枯れたとか、言われながらも、気骨とみずみずしさを失っていないのは、さすがだ。

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