影のない社会


 相手が誰であれ、生活手段や法的権利さえ、奪うことを許すべきではない。
 誰かの行き場をなくせば、やがて、自分たちの首も絞めることになろう。
『ヤクザと憲法』(日本、ひじ方宏史)は、生活の場や訴訟手段でさえ、失いつつあるヤクザの実態を、密着撮影で明かす。
 影を消そうとする社会は息苦しい。

アクセスカウンター