哀しい人類


 死は滑稽で、生きることは哀れ。
『さよなら、人類』(スウェーデンノルウェー・フランス・ドイツ、ロイ・アンダーソン)は、さえないセールスマン・コンビが奇妙な人間たちと遭遇する寸劇集だ。
 どの場面もシュールなだけではない。セールスマンの聞く歌や見た夢のように、哀しく、切実だ。

アクセスカウンター