高齢化社会


 NHK『終の住処はどこに〜老人漂流社会』、『"認知症800万人"時代"助けて"と言えない孤立する認知症高齢者』では、心身が弱っても、財力の乏しさから、まともな生活を送れない老人たちの姿を映し出す。
 施設に入れず、短期間で居場所を変え、思い出の詰まった自宅までも手放す男性。長年独居暮らしに徹したが、認知症が悪化し、食事もろくにとれない女性。
 今や、長寿を喜べない時代になっている。社会は高齢者の面倒を見きれないし、生活者も永久に独力で生活できるわけではない。
 高齢化社会は、意識とシステムの変革を迫っている。

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