フィクションの需要と供給

mukuku2009-06-13

「前向きでハッピーな感じの作り話をいかに白けないで届けさせるかっていうのが、いちばん書き手として頑張ることのような気がしています。……わざわざフィクションを読まなくても、世の中ってたいへんだよねとか、人間って愚かだよねっていうのを、みんな知っているから」(伊坂幸太郎インタビュー「フィクションでひっそり届けたいこと」談『週刊金曜日』12日号)

 現実が優先される世の中で、フィクションの需要が消えないのも、現実である。

 
 
 

アクセスカウンター