大正9年8月、柳田国男は大震災で被害を受けた三陸海岸の村や町を歩いた。その折、柳田が書いたエッセイの内容を民俗学者の赤坂憲雄が紹介している。 大津波についての文字なき記録は、「話になるような話」だけが繰り返され、濃厚に語り継がれているうちに、…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。