誰かの身を切る

   元大阪府議会議員・尾辻かな子の『大阪で維新圧勝を招いたからくり』(『週刊金曜日』4月28日・5月5日合併号)では、1人区を激増させたうえ、候補者よりも党を前面に出すとこで、議席を増やした手法に言及している。多様性よりも少数の意向のみが反映される議会にすれば、コロナ対策の失敗やIRカジノ誘致に絡む公費の是非を問われることもない。同党の議席は、他県でも伸びており、ますます誰かの身を切る政策が推進されるのだろう。

                   

 

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