大新聞の今

朝日新聞政治部』(講談社)では、同社の記者だった鮫島浩が、内部事情を克明に振り返る。同社に象徴される大手新聞社は、もはやジャーナリズムとしての役割を失いつつある。

 もし公権力の監視から逸脱し、速報性にすぐれず、真相究明に専心するわけでもない事後報告機関に成り下がったら……。報道機関に勤める者は、もはやジャーナリストではなくなる。

                     



 

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