映画の決断

 迎合的な和平交渉か、覚悟の要る徹底抗戦か。
ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』(英国、ジョー・ライト)は、第2次世界大戦下、ギリギリの選択を迫られた新しい指導者の苦悩を、若い秘書の視点と、鮮明な映像で見せている。
 焦点を絞り、2時間少しの濃縮された時間で、語るべきことをとらえた演出。潔さよさこそが、映画の原点なのだ。

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