楽しさの保護

 

 何がどうしても必要で、何がそれほど重要でないか、あるいはまったく不要であるかを、どのようにして見極めていけばいいのか? これも自分自身の経験から言いますと、すごく単純な話ですが、「それをしているとき、あなたは楽しい気持ちになれますか?」というのがひとつの基準になるだろうと思います。(村上春樹「職業としての小説家」『MONKEY』vol.3)


 容赦なく訪れる不快感。長年の間にしみついた汚れ……。
 それらは、外からやってくるものかもしれないし、内部から発生するものかもしれない。快適の維持には、こまめな掃除が必要だ。
 楽しく暮らすには、楽しさを保護しなければならない。

 
 

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