時間割

 父はそういう単純な内容の生活に至極単純な形をつけた。一日の時間割を正確無比に守り、破目をはずして飲むのもその日、その時期を正確に決めていた……。(吉田暁子『父 吉田健一河出書房新社

 日々、きちんと扱われた時間割。
 長い目で見れば、仕事の質量を維持する要件だった。

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