奔放とセンス


『わたしはロランス』(カナダ・フランス、グザビエ・ドラン)は、性同一性障害の男とその恋人との10年にわたる出会いと別れを基軸に、奇抜でファッショナブルな映像が挿入される。
 題材にしばられて、変に重くなるわけでもなければ、不自然に軽くなるわけでもない。
 自由奔放で、センスを失わない表現が、全編、徹底されている。

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