表現の余地


 演劇は、たとえば『リア王』に象徴されるように、普通の人が狂っていく過程を書くことにはすぐれた表現ですが、狂った人が狂ったことをしてもあまり面白くない。(平田オリザ『ソウル市民1939・恋愛二重奏』パンフレット)

 結果ではなく、過程にこそ、表現の余地がある。

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