戦争と日常


 戦士となれば、割り切って戦うかと思いきや、『レバノン』(イスラエル・フランス・英国、サミュエル・マオズ)の戦車兵たちは、日常の感覚を残したまま、進軍する。そのため、戦闘中でも、臆病になったり、揉め事が絶えない。
 繊細な精神を露出すれば、敵に付け込まれる。戦争には、日常感覚の遮断が要求されるのだ。

 

 
 

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