ドラマと事実

mukuku2009-05-24

 実話を元にした映画『余命1ヶ月の花嫁』(日本、廣木隆一)は、若いヒロインが乳がんで死んで以降、泣かせを目的とした場面が長くなり、興ざめさせる。
 逆に言えば、大げさな感情表現のなかった途中までの演出は悪くない。
 事実を信頼すれば、ドラマチックな誇張をしなくても、伝わるべきものは伝わるのである。
 

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