優れた文学

mukuku2008-05-28

《世の中にはよいものがあるのだ》という確信とか、《自分は美しいものをつくり出すのだ》あるいは《世の中の真実を揺るがせにしないのだ》というものが、エンターテインメントにはあると思います。一方、《そういったものはないんだ》とはっきりいってしまうと、それはむしろ純文学のほうになるのかなと思います。(「群像」編集長・唐木厚氏の発言から―『北村薫の創作表現講義』新潮社)

 とはいえ、優れた文学は、両方の要素を兼ね備えるものであろう。

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