2018-07-20から1日間の記事一覧

異議としてのフィクション

血のつながらない家族の犯罪。新聞の3面記事なら糾弾されて、おしまいというエピソードの背景を、是枝裕和は、柔軟に想像し、丹念に構成する。 『万引き家族』(日本)は、フィクションの特性を存分に生かした力作だ。 単純な道徳観で判断しがちな世間への異議…

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