再生の場

 会社を辞め、コンビニでアルバイトとして働く20代の女が、再会した同級生や年下のバイト仲間と交流するうちに、自分を取り戻す。『朝がくるとむなしくなる』(日本、石橋夕帆)には、特別な出来事が訪れるわけではない。だが、再生をもたらす場とは、こうしたささやかな世界なのだ。

         

 

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