扉を開くために

 日常生活を安全に平穏に過ごすための術も必要で、ルールや決められた行動や嗜好が安全域にあるんですけれど、不思議なことにそれだけでは人間は窮屈になってくる。SFは自分の自由感覚を取り戻すのに一番よい扉なんじゃないでしょうか。(萩尾望都『私の少女マンガ講義』新潮社)

 
 扉を閉じるだけでは、生きられない。 

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