中年の希望

 妻の連れ子とはうまくいかず、職場では左遷。前妻との実子との再会もしにくくなる。
 再婚後、理想の父親を演じようとした男が、『幼な子われらに生まれ』(日本、三島有紀子)では、次々と苦難にさらされる。
 先送りするほどの時間はなく、開き直るには余生がありすぎる中年時代。それでも、もう一人の子を授かった男には、まだ希望が残されている。

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