遠くない場所で


 放射能事故の現場ではないが、決して遠いわけではない。
 だからこそ、首都圏の市民は、事故の事実を忘れようとし、生活を変えまいとする。
 そんな風潮に異議を唱え、過敏であるゆえに異端視された二人の女。彼女たちが交差するまでを『おだやかな日常』(日本、内田伸輝)は、リアルに描いている。


 

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