馬も犠牲者


 戦場で酷使されたのは、人間だけではない。馬も犠牲者だ。
『戦火の馬』(米国、スティーヴン・スピルバーグ)では、競走馬が農耕馬にされ、やがて戦場に連れて行かれて、ボロボロになるまでこき使われる。
 戦場でも農地でも、人に使われる限り、馬は奴隷なのだ。
 言葉を発しない馬が、目や体の動きで、アカデミー賞物の名演を見せている。

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