2009-11-28 不況だからこそ 「不景気の時に本を読むのは、『これからどうすればいいのかな――』と考えざるをえなくなるからです。本というものは、人を立ち止まらせて考えさせるものだから、この目的にかなっているのです」(橋本治『大不況には本を読む』中公新書ラクレ) 国内の経済が永遠の停滞期に入ったとすれば、その期間をどのように過ごすかで、個人の将来も変わるだろう。