2009-10-10 日記としての実作 「『本』は、一人の者によって書かれるのでもなく、一人の者によって作られるものでもないのだから。それは、書いた者にとっても、読みなおすために、書かれたのだ」(金井美恵子『岸辺のない海』河出文庫の著者あとがきから) その年齢、その時点での心境や思索は、書き留めておかなければ、二度と甦生することはできない。