ロウソクの明かり

mukuku2008-04-06

 デンマークのサムソ島は、夜が早い。広告の電飾もなく、街頭もほとんどない。電灯に頼らないからこそ、島民は優しい光を好む。

 ロウソクの明かりが現役である。朝食時や午後のひとときにも人々はロウソクに火を灯す。(『日経マガジン・デザイン』4月号)

 島の暮らしは、長時間の人工照明を必要としない。仕事の開始は午前7〜8時、終わりは午後3〜4時だというから、うらやましい限りだ。
 都会には、深夜近くまで電光の灯るビルがずらりと並んでいる。島を知る者には、異様な光景に映るだろう。

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