不運な子供ほど、紆余曲折の末に幸運をつかむ。あるいは、清らかな死を迎えて救済されるというのが、物語のパターン。 ところが、エドワード・ゴーリーの『不幸な子供』(柴田元幸・訳、河出書房新社)には、そうした救いがない。両親を失い、ごろつきに売り…
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