言葉の衝突

  語りの名手とも言うべき伊藤比呂美町田康。『ふたつの波紋』(文藝春秋)で記録された両者の対話には、妥協もなければ、なれ合いもない。かみ合っていないからこそ、言葉の生々しさ、感覚のみずみずしさが、消えずに済んでいる。

                    

 

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