生きのびるために

 子どもの時の失敗よりも、大人の時の失敗の方がより深刻に思えるが、雨宮処凛『生きのびるための「失敗」入門』(河出書房新社)で紹介される大人たちは、タイプもやることもまちまちだが、自分なりの居場所とか、生き方を続けて、何とかやっている。考えてみれば、傑出したものがなくても、たいていの人が何とか生きていけるものだ。

 自分がなぜこれまで生きていられたのか。同時代を生きる多様な人間を見つめれば、納得できるだろう。

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