目には見える

『コーダ あいのうた』(米国・フランス・カナダ、シアン・ヘダー)は、聴覚障害者の一家を障害のある俳優が実演する。娘役だけは健聴者だ。家業の漁業を継ぐことなく、歌唱力を活かして音楽学校に進学するのが望みだった。声を聞けない家族に、どうやって能力を納得させたか。聴衆の反応を見せたり、歌詞を手話で伝え、彼女の魅力を理解させた。聴覚はなくても、視覚が共有できることで、成立したコミュニケーションだ。

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