何かが彼を

ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男』(米国、トッド・ヘインズ)では、世界的メーカーの郊外隠ぺいを第一線の監督やキャストが映画として告白する。これができるのが、米国映画の懐の広さだ。

 追い詰めるのは、エリート出ではない企業弁護士。彼が、金銭的、あるいは精神的に得るものは、薄いかもしれない。それでも使命を全うしようと、彼が息長い戦いに打ち込むのも、人間らしさと言えようか。

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