生きること

本の雑誌』8月号の特集『途中経過! コロナと出版』では、書店・取次・印刷会社・図書館・倉庫から編集者・ライター・校正者・装丁家などが、影響度を報告している。もっとも、写真家の奥山淳志は、「コロナ禍のようなもので人生観を変えなくていけないほど゛生きること゛に無頓着に過ごしては来なかった」と明言している。

そんなことより今の僕が大切にしているのは犬と猫の餌やりだ。時間があれば毎日、人間に裏切られた犬と猫に食べ物を持っていく。そして、人間世界の雑音の届かぬ世界で彼らの魂を覗き込む。僕はそれを心に写し取り、言葉に置き換えていく。(同誌)

 

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