政治活動という選択

『政治活動入門』(百万年書房)で外山恒一は、学問や芸術の動機は、時代や社会への疑念や違和感を直截に解決することであり、政治活動をやるのがいいに決まっており、学問や芸術の活動をするのは、政治という最良の選択を分かっていながら、あえてそうしなかったのだと、喝破する。

 学問や芸術が政治に傾いたとしても、特別視すべきではないし、活動する者をいたずらに持ち上げるべきものではない。本来の姿に回帰したにすぎないのだから。

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