死生観


 死神の訪れを歓迎する人はいない。
 ドアを優しく叩こうが、寒くならないように火をたこうが、みんなこわがる。
 もし、お迎えをうれしがり、ほほえむ少女がいたら?
『ちいさな死神くん』(キティ・クローザー、ときありえ・訳、講談社)は、死生観を逆転させる絵本だ。
  

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