2011-12-13 死生観 死神の訪れを歓迎する人はいない。 ドアを優しく叩こうが、寒くならないように火をたこうが、みんなこわがる。 もし、お迎えをうれしがり、ほほえむ少女がいたら? 『ちいさな死神くん』(キティ・クローザー、ときありえ・訳、講談社)は、死生観を逆転させる絵本だ。